<砂曼陀羅JOY 体験談>
横浜市某所にある「ママそれパーマ」というサロンにて。
この日はすごくヘンな天気で頭がだる重かった。
お天気豪雨が終わったらまた晴れて虹になった。
8階のサロンからの絶景。
左下にセブンアイマークがくっきり…。
「ママそれパーマ」サロンではご夫婦が色んな癒しを施してくれたり、皆で共有できる和みの空間。
お花の力が自分自身に立ち返るお手伝いをしてくれるフラワーエッセンスや、ゼロ磁場の器具を使って身体の歪みや不調を整えていくスパイラルセラピーなど、なんじゃそりゃ?と思うかもしれないが、私はここに来ると毎回心の大事な所を揺さぶられる。
今日遊ばせてもらったのは「砂曼陀羅」。砂曼陀羅ってチベット仏教に出てくる砂で描く曼陀羅のことだ。
自由に好きな色の砂を使って曼陀羅の下図の上に砂をのせていきます。
このサロンでの砂曼陀羅は、ご夫妻の夫人が、クライアントが描いていく過程からその人に必要なメッセージを感覚的に受け取ってくれる。
途中で大雨
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この時、砂曼陀羅を始めて1時間ほど経過。天気のせいか始める前から頭がだる重くて眠くてドロンとしていて仕方がなかった。
ここは自由にしていい空間なので、途中で精神的な限界を迎えた私は思い切って床に寝っころがらせてもらった。
目を瞑ること10分。
復活。
再開。
再び集中すること1時間。
眠ったら前と比較にならないほど集中力がアップ。
そしてついに完成。
私は黒が嫌いなのに今回なぜか気になり最初から黒を投入。(最初は中央から描くというルールがありました)そしたら結果的に絨毯みたいな模様になった。黒を入れた割には明るい印象だけど、どこか影のある感じは否めないよな…苦笑。
集中できなかった時が多々あったので、ところどころかなりはみ出ています…。
集中して静かにコツコツと積み上げ完成させていた友人の作品
色がカワイイ。砂がはみ出してない。
なんか見るからに安定感のある曼陀羅だ。見ていて心地よい。
「曼陀羅を描いている時に浮かんだ言葉やイメージが出てきたら余白にメモしてください」と言われていたのでなんとなく終了間際に「作為」と書いた。
集中できなかったし身体が重いし、友達みたいに自然体ではなかなか描けなかったからだ。
そしてメッセージ。
「力を抜いて。力を抜いて。力を抜いて。」とまず3回続き、後の内容をなんとなく要約すると「恐れを手放して本来のあなたが本当は何をしたいのか、どうありたいのかを見つけて下さい。自由なふりをするのはやめて下さい。本当に自由になって下さい」という感じだったと思う。
ふだん恐れと緊張でからだを固くして生きている方なので、そのメッセージはよく理解できた。というか、すんなりからだに入っていった感じがした。
友達の方は「そのまま、自然体なあなたでいて下さい。もうあなたはつかんでいます。その感覚でいいのです。あなたらしい自然な美しさを大切にして下さい」という感じのことを言われていた。
友達の感想は「集中してすごく楽しかった。今とってもスッキリとしている。描くことだけじゃなくて砂が落ちる様とか、砂の上サラサラとした音とか、すべてがほんとにワクワクして楽しかった」と言っていた。
友達のからだとこころはあまり滞りがなく循環している、とのこと。いいなあ!友達は「こんなスピリチュアルな経験をあまりしたことがなかったので、新しい扉を開けちゃったかも!」と後日談。
メッセージも含めて行うこの砂曼荼羅は要するにセラピー的な作用があり、2人一緒で5時間くらい時間を要した。
最後のしめくくりは、破壇。砂曼陀羅との出会いは一期一会だそうで、時間をかけて作り上げた自分の大作にも執着を残してはならないとのこと。
破壇の図。
指で遊んでいきます。
これまた色が混じって楽しい。
スピリチュアル的なことが特別なことでも何でもなくなってきた昨今。
ここはただただ遊ぶ、という趣旨の空間なのでとても居心地が良い。
時代とともに、大人の遊びの種類も幅が広がってきた感じがしたのだった。